心が波打つとき。

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    七色の未来へ

     

     

    去年の10月

    彼女の周りの仲間たちに変化が見られた

     

    クラスの中で

    彼女は孤独感を知った…

     

     

    あの頃の

    彼女を取り巻く環境や

    彼女の立ち位置を考えれば…理解できる

     

    ある時…

     

    中学校の先生から

    こう言われたという

     

    「とにかく楽しい時間を

     過ごしたいと思っている人と

     

     勝負の世界に

     飛び込もうとしている人と

     

     住む世界が違うから

     合わないのは仕方がない…」と

     

                                   cherry&lemon

     

     

    孤独感を潜めながら…

     

    去年の秋以降

    いくつかの大会に出場していた彼女

     

    どの大会も

    一番高い場所までたどり着けず

    一つ下の景色を見ていた

     

    きっと孤独感が

    彼女の心に住み着いて

     

    自分との戦いに

    目をつぶってしまって

     

    それが習慣化されたようだった

     

    以前の彼女は試合中に

    失敗しても

    自分を奮い立たせる声を出している

     

    声を出しているときの彼女は負けない

     

    …あの頃の彼女は

     

    自分の心を奮い立たせる
    声は出せなかった

     

    大切なのはその試合の過程だと

     

    結果だけなら

    ジャンケンでいいから

     

    周りの人たちと自分を比べることなく

    その反応も気にせず

     

    自分と戦いを

    平然と乗り越えることを自分に誓い

     

    誰よりも謙虚に

    自分のペースを知っていこうと

    泣いた日も強さに変えて立ち上がった

     

     

    それぞれの立ち振る舞い

     

    ひとり考えて…

     

    悩んで…

     

    避けられている…

     

    …ならば

     

    その人の課題であって

    彼女の課題ではなく

     

    人としてどう生きることが

    良いのかを学ぶチャンス

     

    きっとつぶれない…

    だから方針転換しようと

     

    この経験を

    絶対に無駄にしないという決意で

     

    今ではなく

    この春にやってくる

    関東大会やインターハイで笑う

     

    心配事には心配事が

    笑顔には笑顔が集まってくる

     

    そんな気持ちで対峙してみたらいいと

     

    自分との

    苦しい戦いにはなるけれど

     

    時間を戻すことはできないから

    貴重な時間を無駄にするのはやめよう

     

    自分の課題解決のために時間を使う

     

    その過程によって

    彼女の進化は止まらないから…

     

    本当に価値のある時間を過ごそう

     

     

     

     

    れから…半年

     

    彼女は自分だけの時間を楽しみ

    自分だけの思いを手にした

     

    彼女の時間の質を上げたツール

    ”iphoneのスクリーンタイム”

     

    勉学の向上は目まぐるしかった

     

    心転地では…

     

    新しい仲間たちと

    未来に向かって前に進んでいた

     

    そして…

     

    何よりも時代を共に過ごした

    彼女が大切にしている仲間たち…

     

    すべてを手にしたわけじゃないけど

    手放したことで

    本当に大切なものも見つけた

     

    そう…彼女の決断によって

     

    傷ついた分だけ

    成長へと変えて

     

    勇気を出した分だけ

    チャンスに変わって…

     

    自分を信じた分だけ

    彼女は可能性を手にした

     

     

    彼女に贈った書籍の中から…

     

    『正しい生き方も間違った生き方もない

     人はそれぞれ考え方が違う

     たとえ道を間違えたと思ったとしても

     正しい答えを導き出すために

     必要だったのかもしれない

     遠回りしないのが良いわけでもない

     近道だと思っていた道が

     遠回りだったと気付くこともある

     自分がどこへ進もうとしているのか

     何を求めているのかを考えながら

     歩くこと

     自分を信じて生きる道が

     正しい道となる』

               ― 田口久人 ―

     

     

     

     


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